鉄道構築物マニアの伝説の地
2008.02.23
世に「鉄ちゃん」と呼ばれる一団がある。所謂鉄道マニアのことである。ちなみに私は「哲ちゃん」であるが「鉄ちゃん」ではない。そんなことはどうでもいいのであるが、JR四国の助役Mによると、一概に鉄道マニアと言っても様々にカテゴリー分けされているようである。「鉄道写真マニア」「時刻表マニア」「乗車マニア」「コスプレイヤー」等、多種多様に亘っているとのことだ。
今回ご紹介するのは、その中でも「鉄道構築物マニア」にとっては堪らない(助役M談)・・・といわれるもの。場所は予讃線の西条市伊予三芳駅の近くの『大明神川トンネル』。大層な名前の割には目立たない鉄道トンネルである。名前もよく見ると、大『明神川トンネル』(幾つかある『明神川トンネル』の中でも大きいもの・・・という意味)ではなくて、『大明神川』トンネル(もともと『大明神川』という名前のトンネル・・・という意味)である。しかも、川そのものが『大明神川』という名前とは程遠い極々フツーの川なのだ。で、何が特別なのかと言えば、このトンネルは何と「河川の下をくぐっている」のである。
地図で見てみると、確かにこの地点は「高速道路」と「予讃線」と「一般地方道」と「大明神川」が一点で交差している特殊な場所。実際に現地で確認すると、上層から順番に「高速道今治小松道」、その下に「大明神川」とその川岸を走る「一車線道路」、そして「JR予讃線」は、確かにその下をくぐっている。
興奮してメールしてくれたマニアの助役Mに対し、一般人の私はよくよく見て初めて「ふ〜ん、そうなんだ。」という感じ。でもよく考えたら、「世にも珍しい鉄道構築物マニアの助役Mが知る限りに於いて、ここだけ!」というのはやっぱり凄いです。地元の人も知らないことの再発見。みんなで蘊蓄のネタにしようではないか。(笑)
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「上から高速道路、一般道(その向うが河川)、鉄道のトンネル」
「上から高速道路、一般道(その向うが河川)、鉄道のトンネル」
「大明神川 ちょうど水は枯れていたがこの下にトンネルがある」
「大明神川 ちょうど水は枯れていたがこの下にトンネルがある」
「上から見ると普通の川」
「上から見ると普通の川」
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