ユーフォッ
2009.03.31
ここ四国中央市の名物は・・・というと、その筋の人たちの間では「UFO」いわゆる「空飛ぶ円盤(いまや死語)」である。かの矢追純一氏が「木曜スペシャル」で何度も力説した内容によると、この地域から香川県観音寺市に至る湾岸エリアは世界有数のUFOの目撃多発地帯であるということだった。
その筋の「事情通」に教わった伝説をもとにさっそく探索を開始した。
伝説とは
「『川之江城』と『四国88箇所霊場66番雲辺寺山』と『観音寺の砂浜の大銭形』を結ぶ三角形のトライアングルエリアを目指してUFOが飛来する」
というもの。
実際に地図で三地点を結んでみた。こ、これは・・・正三角形というイメージとは似ても似つかぬ「いびつな三角形」が地図上に現れた。(涙)
ま、いいか。宇宙人の好みだし。
それにしても写真のように山城の川之江城は大王製紙の巨大煙突と並んで上空から見ても一大モニュメントになるだろう。観音寺銭形にしてもあの世界遺産の『ナスカの地上絵』になぞらえられなくもない。でも、よりによって描かいたのは「通貨」。思いっきり俗っぽいけど宇宙人にとっては逆に『ミステリーサークル』なのだろうか。 しかし、もうひとつはなんで「雲辺寺」? 今、「弘法大師は宇宙人だった」とか考えたあなた、反省しなさい。そんなわけないだろ。
まずは川之江城公園に登ってみました。桜が咲いてポカポカ陽気でまったくのどか。何か宇宙人の手がかりになるものはないか探すつもりが、つい満開の桜に目がいって、探索忘れて心豊かになって降りてきてしまいました。すいません。
続いて「コンクリート製タワーとしては東洋一の高さ」と謳われた『大王製紙新三島工場煙突』人呼んで『エリエールタワー』にアタック。どこから入ってよいのかわからないので、とりあえず「104」で調べて大王製紙の総務係様にお電話してみました。聞けば工場見学者なら事前に団体で申し込めば上まで上がれるそうです。私は一人だし行き当たりばったりで、しかも操業時間外だったので「残念ですが・・・」と相成りました。せっかくだから電話に出てくれたお嬢様(の声の人)に質問。
私「ちなみにこの高さは東洋一なんですか?」
総務係のお嬢様「かつてはそうだったようですが、今は違うかもわかりません。」
私「このタワーに今でもUFOは来ていますか?」
総務係のお嬢様「・・・知りません。」
え、隠している? まさか、あの天下の大王製紙が宇宙人の一味なのか?
・・・と、いううより不審者がられているのは私の方ですね。(涙)
陽も落ちて暗くなってきたので、高松に引き返しましたが、みなさん、これから四国中央市を通過する際は空にご注目・・・して事故をおこさないようにね。
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「具定展望台から見る四国中央市全景 遠くに観音寺市をのぞむ」
「具定展望台から見る四国中央市全景 遠くに観音寺市をのぞむ」
「大王製紙煙突と川之江城(中央の山) 向こうが観音寺市 このあたりに出没していたらしい。」
「大王製紙煙突と川之江城(中央の山) 向こうが観音寺市 このあたりに出没していたらしい。」
「エリエールタワー コンクリート製タワーとしては東洋一だったらしい」
「エリエールタワー コンクリート製タワーとしては東洋一だったらしい」
「公園になっている川之江城 のどかてある。」
「公園になっている川之江城 のどかてある。」
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