うどん大国讃岐の至近距離での脅威 『鳴門うどん』
2007.12.30
「讃岐うどん」については、みんなであちこちと食べ歩きをしてきましたが、『花乃春』の多智花社長から伺うまで、「鳴門うどん」の存在をついぞ知りませんでした。不勉強ですいませんでした。
「徳島ラーメン」はここ10年の流行でしかなく、本当の鳴門の食文化は「鳴門うどん」にあるということです。市民の間では昔から行きつけの店がいろいろあると聞き、とりあえず『花乃春』さんから歩いて3分、鳴門高校生御用達の『みつい』さんを紹介してもらいました。多智花社長によると、ここはまだうどん店としては新しいとのことです・・・と言っても、もう20年そこらは営業しているのですが。
11時の開店に合わせて一番乗り。一杯450円、きちんとメニューもあって「なぁんだ!フツーのうどん屋じゃん」。でも、出てきた現物を見て仰天。敢えて写真は載せませんので、興味がある人は挑戦してみてください。これは香川の我々が食べている「讃岐うどん」とは全く別物のフードです。予備知識無しの第一印象では、どちらかと言うと麺は「きしめん」に近いか? けれど、ツルツルしていてヌードルとしては非常においしい。味はたぶん鰹出汁。この種類のうどん屋さんが鳴門市内だけに十数件あるとのことです。
東讃岐のうどん屋さんは少ないけれど、11号線徳島香川県境の食堂のうどん屋さんまでは、味はともかく太さも長さも普通の「讃岐うどん」です。本場讃岐との県境を越えただけで、こんなにも異なる「うどん食文化」があるとは思いもよりませんでした。四国は広い。どうもごちそうさまでした。
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「鳴門うどん 『みつい』 つい最近、リニューアルしました。」
「鳴門うどん 『みつい』 つい最近、リニューアルしました。」
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