[ワンピース村上]
『愛媛県酒造組合』は、国税局OBの村上専務理事を核に、この道30年、愛媛の酒蔵のことは酒蔵本人より詳しいと囁かれる(笑)大ベテランの作道さんと20年目を迎える栗栖さんの二人の女性で脇を固める・・・と言うより両手に花のハーレム状態か。(笑) 愛媛は、「他の県に比べると小さくて無名」だが「良質」の酒蔵が数多い。「製造に関しては熱心、販売に関しては未熟」。よって酒造組合の当面の目標は、「愛媛の酒のブランディング」と「各蔵元のブランディング」。酒飲みを一人でも増やす為に、愛媛県酒造組合では毎年10月1日の『日本酒の日』には恒例で『愛媛ほろよいフェスタ』なる大酒大会を開催している。 昭和26年生まれの村上専務理事は松山市北条地区の出身。北条は松山市の北部に位置し応仁の乱以降の伊予と瀬戸内海を支配した戦国大名河野氏の居城があった土地である。その河野氏と手を結び瀬戸内海全域を牛耳っていたのが、かの有名な海賊の村上水軍。税務署内では村上さんの無口で豪放磊落な性格といかつい顔(失礼)から、その村上水軍の末裔ではないかという噂があったよう(元上司談)だが、本人いわく定かではない。 そのいかつい海賊の末裔(定かではない)の趣味は「日曜大工」。なんともアットホームな・・・と笑ってはいけない。税務署在籍当時から「工業の村上」との二つ名を持ち、「ものづくり」は趣味と言うよりもはや工務店の腕前らしい。現にこの愛媛県酒造組合の建物の造作の一部はお手製ということである。いったいどごで道を間違えたのか(笑)。 もちろん海賊なので酒は強い。でも愛飲するのはワンピースの様なラム酒でなくてあくまでも伊予の日本酒である。海賊なので、訪問してもみだらに声をかけたらどやされるかもしれないが、機嫌の良い時には家の畑で獲れた伊予柑をくれるかもわからない。
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「道後温泉街の一角にある建物の一階にあります。いつでもひと風呂。」
道後温泉街の一角にある建物の一階にあります。いつでもひと風呂。
「入り口もインバウンド」
入り口もインバウンド
「村上水軍の末裔(かもしれない)村上専務理事。気軽に声をかけたら船から吊るされるぞ。(笑)」
村上水軍の末裔(かもしれない)村上専務理事。気軽に声をかけたら船から吊るされるぞ。(笑)
「明るい事務所内」
明るい事務所内
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