たぬき合戦の広場
2008.03.02
小松島市に「世界一大きな狸の像」があるとM助役が言い張るので、連れて行ってもらった。ここは、もともと小松島港からの引き込み線である小松島線の駅があった場所である。今は廃線となっているが、もし残していたならば、延長2Kmのミニミニ地方線として好事家の話題になっていたであろう。
ここに『たぬき広場』なる公園がある。中央の広場を取り巻くような形で、歴史シュミレーションゲームのような「武将(もちろん狸です)キャラクター」の石像がずらりと並んでいる。伝承の「讃岐の津田狸」対「徳島の金長狸」の『たぬき合戦』(ごめんなさい、私、香川県人なんでどうしても讃岐が前に出ます)に登場する狸たちである。どうせなら、各々にHP値や必殺技等をつけてくれていれば、もっと楽しめたと思うのは私だけ?
この石像の中で、徳島側の総大将の「金長狸(きんちょうだぬき スタジオジ○リの平成狸合戦●ン●コにも登場)」の石像だけが一際巨大であり、なんでもこれが「世界一大きい狸の像」であるということだ。別に、世界一大きい狸の像をこぞって造る地域も他にはあんまりないと思うのだが。(笑)
何はともあれ、この狸の巨像には、ちょっとした仕掛けがしてある。正面に立つと、ちょうど人間の頭の高さが、狸の「き●たま袋」のあたりである。その「き●たま袋」の下方に、音響センサーらしきものが埋め込まれている。ここに向かって拍手(かしわで)をポンポンと打つと・・・、しばらく何もないが(笑)、突如として思い出したように、像の両側から滝が流れ出てくる。人を驚かす壮大な仕掛けではあるが、でも、よりによって何が悲しゅうて、「き●たま袋」に向かって拍手を打たなければならないのか? (涙)
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「世界一大きいといわれる狸の像。手前に寝ころんでいる人と比較。」
「世界一大きいといわれる狸の像。手前に寝ころんでいる人と比較。」
「たんたんたぬきのき○たまに向かって柏手をうつと・・・。」
「たんたんたぬきのき○たまに向かって柏手をうつと・・・。」
「両サイドから滝が流れ落ちる。」
「両サイドから滝が流れ落ちる。」
「狸合戦の武将の石像。これは狸の忍者。しかも『くのいち(女忍者)』。(笑)」
「狸合戦の武将の石像。これは狸の忍者。しかも『くのいち(女忍者)』。(笑)」
「もともとは旧小松島港駅。昔の駅舎も残されている。」
「もともとは旧小松島港駅。昔の駅舎も残されている。」
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